価値を創造して行くことの大切さ

　非正規労働の場合、時間いくらで働く。仕事があるときはいいけど、ない時は収入が減少し、生活が不安定になる。そんな不安定な生活は、生産性を失って行くことが多い。生活を計算できないため、うまい話やギャンブルに依存するようになる。

　重要なのは、自分が労働商品としてどう行く価値があるかと言うこと。それを考えないと仕事の増減によって収入も増減してしまう結果になる。

　よく、自分の立場を過信する人がいる。そして自分が楽をするために人を使う人がいる。しかし、自分の力だけで楽することを追求しなければ、成長しないだろう。

　人件費を節約するため、企業はコアタイムに人を多く入れ、アイドルタイムに入るとまず派遣から就業終了となる。パートにしてもアルバイトにしてもである。そうなると、仕事の多いときは残業になっても仕事が少ないときは早上がりとなり、収入が少なくなってしまう。

　しかし、最後まで置いておきたい人材ならどうだろうか。結局、ラストまで残ることになる。そうなると閑散期でもフルに働けるわけだ。

　とりあえず置いておけば、足らない場所に補充できる。または困ったときの切り札になる。そう言った人材になれば、収入が不安定になることは少なくなる。

　大切なのは常に創意工夫をしながら努力し続けること。努力してもすぐには結果には結びつかない。どんなに努力しても報われない…でも努力し続ける…そうすればある日突然、できないことができるようになったり、今までにないポテンシャルが出ることがある。

　逆に人の手を煩わして楽する人は少しづつ衰え始める。確かに要領かましているように見える。そのままうまくいくことが多い。しかし、踏ん張りどころで突然踏ん張れなくなる。そうなると評価はがた落ち。気がつくと隅に追いやられることにもなる。

　常に戦略を練って創意工夫しながら努力し続ける。それがたゆみなく労働価値を生み出し続けることになる。それが結果的に安定収入に結びつく。

Point 1

・戦略を立て創意工夫をする。

・報われなくても愚直に努力し続ける。

・できることとできないことをはっきりさせる。

・仕事や職場が自分に合わなければやめてしまう手もある。